4月7日(金)に平成29年度の入学式が行われました。
本年度入学生は一人ですが、在校生は心待ちにし、地域の方にも温かく迎えられ素晴らしい入学式となりました。
2月27日月曜日の補習時間に、地域の老人会の方々を招待して第3回パークゴルフ大会をしました。9名の子供たちは、この日に向けて、賞状やメダルの準備、グランドの整備や放課後の練習に精を出し、首を長くして待っていました。開会式では、老人会会長さんから子どもたちへ激励の言葉をいただき、気持ちのいいスタートを切ることができました。競技が始まると、各チーム優勝目指して和気あいあいと楽しんでいる様子がなんとも微笑ましい限りでした。また、日頃見られない子供たちのお年寄りの方に対する気遣いも見ることもでき、成長を感じる瞬間でした。1時間程度で競技も終了し、閉会式では、優勝チームのSさんから「楽しかった~。また来年もよろしくね。」と言うお言葉を頂きうれしく思いました。最後に校長先生のお話の中に、「安波のおじぃちゃん、おばぁちゃんはちゃ~がんじゅ~だね~。また来年も、子どもたちとパークゴルフをやりましょうね。」という温かいお言葉に、穏やかな表情で微笑んでいる老人会の方々の姿に心から嬉しく思いました。天気にも恵まれ、今年も大成功に終えることができました。
2月10日金曜日の3・4校時に、『ヤンバルクイナプレイバック調査』が行われました。この調査は、数十年前からヤンバルクイナの生存数調査のためにはじめられた取り組みです。安波小学校の子供たちが、鳴き声や方角、時間の記録などを調査委員の方々のアドバイスをもとに頑張っていました。子供たちの中には、初めての体験の子から、今年で6回目の調査をする子もいました。調査当日は、小雨の降る中、寒さを忘れそれぞれのポイントに行き、耳を澄ませヤンバルクイナの鳴き声を集中して聞いていました。結果は、2匹の鳴き声を聞くことができました。子供たちの中からは、「今日はあまり泣いてくれなかったね~。」「寒いから、温かいところに移動したんじゃない~」「去年は沢山聞こえたのになぁ~」と言った声が聞こえてきました。寒さや時期によっても変わるため、調査は困難だと感じる日でした。子供たちに貴重な体験をありがとうございました。
新年 明けまして おめでとうございます。 平成29年1月6日(金)に、安波小学校第3学期の始業式が行われました。約2週間の冬休みを終え、式服に身を包んだ職員・児童は、気を引き締めながら始業式を迎えることができました。式の中では、児童一人ひとりによる新学期の目標を聞くことができました。「漢字検定試験に合格したい子」「規則正しい生活リズムを身に着けたい子」「苦手な勉強や運動に挑戦したい子」なd、いろいろな目標を述べてくれました。今年度も残りわずかとなり、今学期は、学習の総まとめの学期と言うこともあり、しっかり振り返りをさせ進級させたいところです。今年も、安波小学校の職員・児童一同よろしくお願い致します。
10月23日木曜日の3・4校時に、国頭村学校薬剤師のMさんを講師にお招きし、安田小学校との合同学習会を行いました。内容は、低学年と高学年に分かれ、発達段階に応じた薬物依存の危険性を、ロールプレイや実験などを通して教えてもらいました。低学年では、たばこの依存中毒になっている女性役に対し、子どもたちが「ダメー!」と言いながらビームを送り女性を助けるという内容で、楽しみながら理解を深めることができました。高学年では、魚の赤身をアルコールと水道水に30分間つける実験を通して、アルコールが体内に悪い影響を与える事を学びました。児童の感想では、「薬物が体に悪いことは知っているけれど、どうして薬物を使っている人がいるのかな?」「お家に帰って、お父さんにタバコを止めるように勧めたいです。」など、私生活を振り返りながら、今後どのようにして薬物から自分の身を守ればいいのかじっくり考えるいい時間となりまいた。
今年度2回目の避難訓練(火災)が行われ、名護警察署から2名の警察官に来ていただきました。まず、火事になる原因や火事から身を守るためにはどうしたらいいのかということを学びました。その後、消火器の使い方を教えてもらい、一人ひとり火消しの訓練を行いました。全校生徒9名と言うこともあり、全児童が火消しを体験できたことはとてもよかったです。さらに、音楽室を使って煙体験を行いました。煙を充満させた教室の中を、身を引くし両手を前に突き出しながらゆっくり進むという訓練でした。「外は昼前で明るいのに、煙の中は真っ暗で何も見えなかった。」「本当の煙だったら黒いし、においもきついからもっと大変だ。」などの感想がありました。これからの季節は空気が乾燥し火事が起こりやすいため、十分、注意をしていきたいものですね。今回もまた、貴重な体験から沢山のことを学ぶことができて幸せな日となりました。