ヤンバルクイナの声は500mくらい離れていてもきこえてくるよ!
授業中でもヤンバルクイナの声が聞こえてきます。
ヤンバルクイナの声は500mくらい離れていてもきこえてくるよ!
授業中でもヤンバルクイナの声が聞こえてきます。
アサギマダラは、7月に伊丹昆虫館と「渡りをする蝶」を調べてみませんかといった内容の遠隔協同授業(TV会議)を
神奈川県相模湖町立千木良小学校、
京都府宇治市立笠取小学校、
鹿児島県瀬戸内町立古仁屋小学校、
沖縄県国頭村安波小中学校
の4校でつないで行いました。さっそく近くにアサギマダラを探しに行った学校もあります。
沖縄では10,11月頃にこれらの学校でマーク(羽に番号書き)されたアサギマダラがヤンバルで再捕獲されば、大発見なので楽しみにしています。
早速メーリングリストや掲示板での交流をはかっています。
アサギマダラ、沖縄では近い仲間にリュウキュウアサギマダラ、オオゴマダラがいる
学校の周りに巣箱をかけたところ、ヤマガラという鳥が巣箱に入りました(観察例は少ない)。イタジイの実が好きで、沖縄島の中南部には少ないけど、シイノキが多い山原(ヤンバル)では普通です。
ノグチゲラは、ヤンバルだけに住んでいる珍しいキツツキです。数も100羽ほど絶滅が心配されるので、特別天然記念物です。ヤンバルクイナはただの天然記念物、数も1800羽前後いるらしい。この幻の鳥ノグチゲラは毎年のように、安波の集落のどこかの森で巣を作るのは、安波小中学校の自慢であり、安波の一番の誇りかもしれません。
1991年には、安波の集落内のセンダンの木に営巣したのは有名で、TVのニュースにもなりました。その時の継続観察で、科学作品展で賞も貰いました。
カラ類の中では最も普通、沖縄ではヤンバルだけでなく、中南部でも普通にみれる。
郵便受けなどにも営巣することも、でも10個も卵を産むので親は子育てに大忙し!(^O^)/
天然記念物のアカヒゲが巣箱を利用
アカヒゲ オス のどから腹に黒い部分がヒゲの様に見えることから「アカヒゲ」と名前が付いた。 |
アカヒゲ メス メスはのどのひげがない。 |
アカヒゲの巣箱 | 繁殖期は3月から6月に、やんばるの薄暗い森で活動しているので、林内に入らないと観察できないが、安波では集落の周辺で普通に見ることが出来る(すごいだろー) |
巣箱は、図のように作りますハシブトガラスの顔が入らないよう巣口はあまり大きくしすぎない。上ぶたをちょうつがいで、開閉式にするとひなの成長がのぞけるよ。ただし親が抱卵しているときは神経質になって巣を放棄してしまうかもしれないので、抱卵期にはのぞかない。
○校内に巣箱をかけると沖縄ではシジュウカラが巣箱を利用します。安波ではヤマガラやアカヒゲなども利用しました。
○かける時期は繁殖前の冬がおすすめ、5月では来年の利用になります。
沖縄県内に住む鳥たちは、3から5月にかけて巣を作り、産卵し、ヒナを育てます。そのなかでシジュウカラ、ヤマガラ、アカヒゲ、スズメ、コノハズク等の主に樹の穴に巣を作る鳥たちは、巣箱を利用します。
観察はマナーを守って
1 親鳥をおどかさない。双眼鏡や望遠鏡を使って遠くから観察、親が警戒しているときはその場を離れ る。
2 巣立ち直前の巣ものぞかない。ヒナが驚いて飛び出してしまう。
3 巣立った直後のヒナを保護しない。よく耳を澄ますとちかくで親鳥が見守っているので・・ だいじょう ぶ!